【執筆者】:相馬かえで
妊活は女性が一人でするものだと思っていませんか?
「確かに一人で子供は作れないけど...」
そうなんです。タイミングをとっても夫の協力がないと子作りできません!
そして...体作りをするための経済負担を理解してもらったり、時には一緒に病院で検査をしてもらったり。
男性にも、食生活の改善など、体作りをしてもらう必要があることも!
女性が妊活として行うことは、ほとんど全てイコールで男性にもやってもらう必要があるんです!
つまり!!
妊活は夫婦でするもの!
これが大前提なんです(*^^*)
でも男の人ってどこか他人事じゃないですか?
私の夫もそうでした。
「そのうちできるだろー?」
「病院いくなんておおげさー。」
「サプリなんて効果あるの?それ意味ある?」
何度張り倒そうと思ったことか(笑)
でも幸運なことに、こんなに非協力的な夫も少しずつ理解を示しはじめ、妊活開始から一年で私は子宝に恵まれることができました!
そこで今回は、私が夫を協力的にするためにしたことを包み隠さずみなさんにお伝えしたいと思います(*^^*)
無知な夫が妊活に協力的にならない理由はこの3つ!
私は夫が非協力的な理由は
- 知識不足
- 夫婦の会話やコミュニケーション不足
- 男性のプライドが邪魔をしている
この3つがポイントになると思います!
うちの場合はそうでした。
1.知識不足
男の人って妊活を軽くみてる!
と、いうよりは分かってないんだと思うんです。
あなたの夫は人間の妊娠確率をご存じですか?
男女共に年齢が上がるにつれ、その確率が低くなることは?
ほとんどの男性は詳しく知らないと思います。
だから「妊活なんて大袈裟!」と思っているのです。
我が家の場合もそうでした(..)
冒頭でもお話しましたが、私が妊活について話そうとするとすぐに「そのうちできるよ。大袈裟だなー」と言って聞いてもらえませんでした...。
妊娠がどんなに奇跡的なことなのか、全くわかっていない夫に怒り心頭でした!!
根拠のない「大丈夫でしょー」の言葉に本当に腹が立ちました!
2.夫婦の会話・コミュニケーション不足
女性も、「妊活は女性が頑張るもの!」と、夫としっかり向き合う前に妊活をスタートさせていませんか?
そして口を開けば妊活の話ばかりになっていませんか?
実際、私はこれで失敗したと言っても過言ではありません。
「結婚」=「妊活スタート」
という勢いで先走ってしまいました。
夫の気持ちはおいてけぼり...
そして、排卵日と思われる日に夫が外出などでタイミングがとれないと勝手にイライラ...。
そしてケンカ(^^;
・・・夫は妊活の道具ではありませんよね?
普段からうまくコミュニケーションがとれていないのに妊活のことばかりだと、男の人も協力する気になれません。
3.男性のプライドが邪魔をしている
あなたの夫は「男性不妊」という言葉から目を背けていませんか?
これだけメディアで妊活のことを取り上げている時代ですから、多少耳にしていると思います。
でも... 「自分に原因があるかも?」なんて、ほとんどの男性は思いもよらないはずです。
うちの夫もそうでした。
- 「不妊」=女性が原因
- 「不妊の検査」=妻のみが行く
当然のようにこう考えていて、全く他人事でした。
こんな考えなのですから、自分が不妊検査を受けるなんて頭の片隅にもなく、その検査を受けることはとても恥ずかしいことだと思っていたようです。
土地柄なのか…、少し昔かたぎな性格のせいか…、私が不妊検査を受けることすら世間体を気にした夫。
愛する妻のために(笑)?変なプライドや世間体は捨ててほしいものですね!
ではどうしたらこれらの理由を改善して、夫にも妊活に協力的になってもらえるのでしょうか?
妊活は夫婦でするもの!お互いの意思を確認するために話し合おう
一体どうやって夫を協力的にするのか?
それは話し合いをするしかありません!
知識をつけてもらおうとしても、プライドを傷つけないように病院に誘うにしても、まず話をしなくちゃ始まりません!
そうはいっても夫と面と向かって急にまじめに妊活の話題をするのって難しいですよね(^^;
何をどんな順番で話していけばいいのか?
私たち夫婦は妊活を始める当時、
- 共働きで帰宅時間はバラバラ
- 休みは日曜日のみ
なかなかゆっくり話す時間がありませんでした。日曜日はそれぞれに用事を済ませ、食事の時はテレビを見てお互いたいした会話もせず(^^;
『これじゃダメだ!!今後のこともしっかり話をしなくちゃ!』
一念発起した私が話し合いをする前にまずやったことは、夫婦の時間を持つこと!
家事でも買い物でも一人でしていたことを二人でするようにしました!
同じ時間を共有することで会話が増えて、大事なことも話やすくなる環境になりました。
話題が増えて話す時間がとれてきたところで次に、妊娠の意欲を伝える!
言わなくても分かってくれてる!なんてことはありません!
実際、私たち夫婦の間にも食い違いがありました。
私はすぐにでも子供が欲しかったのですが、夫はそんなふうに思っていませんでした。
あんなに結婚前から「子供が欲しい」と言っていたのに、ちっとも伝わっていなかったのです。
夫は「いつかは子供がほしい」くらいに思っていたようです。
- すぐに子供がほしい
- 出来れば何人ほしい
- 不妊の可能性があれば治療をうけたい
など、自分が思っていることはしっかり伝えることが大切です!
そして妊娠についての話をするときに忘れてはいけないのが、夫の意思を確認する。
私が主に確認したのはこの3つ
- 子供はい何人ほしいか
- 不妊治療はしてもいいか
- 不妊検査を夫婦でうけてくれるか
これ3つともとても大切だと思うんです。私が伝えたことを逆に聞いた感じです。
もし夫が子供を欲しがってなかったら空回りですし、そんな状況で妊娠できても産前産後に協力してもらえないと辛いですよね!
うちの場合、思い違いはありましたが、妊娠の時期や不妊治療については私の意思を尊重してくれることになったのでありがたかったです。
でも残念ながら、夫が不妊の検査をするということに関しては「NO」でした。
とてもショックでしたが無理強いはできません(;_;)
そのかわり、体作りなど、他のことなら協力してくれることになりました。
まずは第一歩!夫婦で妊活をスタートさせられました!
妊活を続けて半年たつ頃には、必要なら自分も検査を受けると言ってくれるようになりました!焦りは禁物ですね!
このように夫婦でしっかり話し合うことが夫の意識改善への近道になると思います(*^^*)
妊活を意識したらまずパートナーである夫との話し合いをきちんとしてみてくださいね!
その一言で大喧嘩に!妊活中に夫に言ってはいけないNGワードとは
夫の意思を尊重する、と前述しましたが、意見が食い違うとつい焦ってしまいますよね。
例えば、
- あなたはすぐにでも子供がほしいのに、夫はしばらく二人の生活を楽しみたいと言ったら?
- 不妊治療に否定的で自然妊娠のみを希望していたら?
いくら互いの意見を聞いて話し合うことが大切だと分かっていてもイライラは募ります。
私も頭では分かっていても、つい言ってしまい後悔した言動がたくさんあります。
『みなさんにはそんな思いしてほしくない!』
だって妊活は夫婦で協力しないとうまくいかないのですから!
そこで私が後悔したNGワードを3つご紹介したいと思います。
全然わかってない!
これ、つい言ってしまうんです...。
でも、言われた方はとても落ち込むらしい…。
わからないはずですよね?気持ち、伝えてないんですから(^^;
しっかり思ってることは伝えるべきだったなと反省しました。
男の人はいいよね!orずるいよ!
妊活すると夫を責めたくなってしまうんです。
だってせっかくこちらが体を整えてもタイミングをとりたいその日にいてもらわないと、行為をしないと台無しなんです!
でも...。
その日の話ばかりを言っているとプレッシャーを与えてしまいます。
妊活中の大切なチャンス日を逃さないために、この言葉は使わないようにしましょう!
もういいっ!
前述したように、何度か話し合いを持つなかで最後まで首を縦にふってくれなかったのが男性不妊の検査でした。
「自分はこんなにがんばってるのに、なんでわかってくれないの!もういい!」
感情的になってよくこの言葉を使いました。
「もういい!」と言われると、それ以上何も言えなくなってしまいます。
それに、「もういい!」といっても腹のなかはよくない!ですよね(^^;
せっかくの話し合いの機会をつぶしてしまうもったいない言葉です。
私のように感情的になって使わないように気を付けてくださいね!
この3つのNGワード、話し合いの度にあなたの口からでるようになっていたら要注意です!!
口を開けば妊活の話になっていませんか?
焦る気持ちはわかります!
でも...言われ過ぎると逃げてしまうのが男性心理!!
急がば回れ!
最近うまく話せないな?と思ったら、すこし妊活の話題は避けて、二人でゆっくり別の趣味を楽しんでみるのもいいと思います(*^^*)
無知な旦那を協力的に変えるために私がしたこと~まとめ
妊活って始める前からこんなに大変なんですね。でも妊娠中も子育ても全て夫婦で乗り越えて行くもの!
妊活だって夫婦で明るく乗り越えていきましょう!
あなたの夫が妊活の良きパートナーとなってくれることを願います(*^^*)
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