【執筆者】:Amita
妊活中はしっかり睡眠をとることが大切です。
だけど、睡眠が妊活中の体にどんな効果があるのか知っていますか?
睡眠には体を休める効果があるから、健康や美容のためにも大切。だから、なんとなく妊活にも良さそうなイメージはありますよね。
実は、睡眠は妊活中の体に欠かせない、とっても重要なメリットがたくさんあります。
しっかりした睡眠を心がけて睡眠の質を高めることが、妊娠するための近道になるんです!
そこで今回は、妊活中に睡眠の質を高めることで得られる効果とその方法について、詳しくお話ししていきたいと思います。
妊活中はどうして睡眠が大切?どんな効果があるの?
妊活中には、しっかりとした睡眠をとることが大切です。
その理由は次の4つ!
- 女性ホルモンの分泌を整える
- 血流をよくする
- ストレスを解消する
- 卵子の老化を防ぐ
睡眠には、このような妊活に欠かせないメリットがあるんですよ(^ ^)
それでは、1つずつ説明していきますね♪
女性ホルモンの分泌を整える
眠っている間に分泌される成長ホルモンには、女性ホルモンを分泌する働きがあります。なので、睡眠をしっかりとれば、女性ホルモンの分泌を整えることができます。
女性ホルモンは、子宮内膜を厚くしたり、着床の準備をするなど、妊娠にとって欠かせないものです。なのに、ストレスなどで乱れやすい‥。
十分な睡眠で、しっかり整えておきたいですね。
血流をよくする
体内では、自律神経が血流をよくして体温を調節する働きをしています。なので、妊活中は、自律神経を整えてあげると、「子宮」や「卵巣」に十分な血液を送ってあげることができるんです。
その自律神経を整えるのに大切なのが「睡眠」
しっかり睡眠をとると、体がリラックスをすることによって自律神経を整えることができます。でも、実は女性ホルモンと同じで、自律神経もストレスによって乱れやすいんです。
※自律神経が乱れてしまうと体を温めるどころか、逆に体の冷えを招き、卵子の発育が悪くなったり、子宮内膜が厚くならなかったりする可能性があります。
日中に乱れた自律神経は、睡眠できちんと整えておきたいですね。
ストレスを解消する
先ほどお話ししたように、ストレスは女性ホルモンや自律神経を乱してしまいます。
そんな妊活中の体に悪影響なストレスは、睡眠で解消することができるんです。
睡眠には、体と脳を休めてリフレッシュする働きがあるので、ストレスがやわらぐんですよ!
ストレスは体だけじゃなく、心にも影響します。妊活中は、ふとしたことで不安を感じたりしがちなので、しっかりとした睡眠をとれば、心の健康にもつながりますよ。
卵子の老化を防ぐ
卵子の老化の原因の1つに、活性酸素の過剰発生があります。
活性酸素が過剰になってしまう原因は、ストレスや睡眠不足。先ほどお話ししたように、睡眠にはストレスを解消する効果があります。
しっかり眠ることができれば、ストレスが解消できるし、睡眠不足にもならないので、卵子の老化を防ぐことができますよ。
※卵子は加齢によって、どうしても毎日老化してしまいます。その速度を少しでも遅くするためにも、睡眠は大切なんです。
妊活中は睡眠時間が長いだけじゃダメ!長さより質が重要!
「しっかりとした睡眠」とは、「長く眠ること」ではありません。もちろん睡眠時間も大切ですが、もっと重要なのは、睡眠の質!
質の良い睡眠とは、深い眠りのこと。
簡単に言うと、ぐっすり眠ることです。
※寝つきがよく、起きた時に「スッキリした!」と感じられるような睡眠がベスト!
ではなぜ睡眠の質が大切かというと、妊活中の体に重要な成長ホルモン(女性ホルモンを分泌する働きがある)は、深い眠りのときに分泌が高まるから!
なので、いくら睡眠時間が長くても、深く眠れていない「質の悪い睡眠」だと、睡眠の効果を十分に得ることができないんです。
また、浅い眠りより深い眠りの時のほうが、脳をしっかり休めることができます。だから、朝おきた時に、「スッキリした!」と感じるんですね。
寝る時間帯にも気をつけて!
妊活に重要なホルモンが出るのは22時から深夜2時。
とくに寝はじめてから3時間は、ホルモンの分泌が増えるので、0時までには眠るようにしてくださいね。
睡眠時間がなかなかとれなかったり、夜勤などで寝る時間帯が朝や昼になってしまう場合でも、睡眠の質を気をつけるようにすると、睡眠の効果を得やすくなりますよ(^ ^)
妊活中は質のいい睡眠を!ぐっすり眠るための方法とは
「質のいい睡眠をとりたいけど、なかなかぐっすり眠れないんだよねぇ~。」
そんなときは、生活パターンを見直してみましょう。
質のいい睡眠にとって特に大切な生活パターンを4つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね(^ ^)
毎日同じ時刻に起きる
妊活中は、寝る時刻だけじゃなく、朝起きる時刻も大切です。
朝寝坊せず、毎日同じ時刻に起きると、睡眠の質をよくすることができますよ。
なぜかというと、毎日同じ時刻に起きていると、体内時計が整って、夜になると自然と眠くなります。
だけど、同じ時刻といっても、朝寝坊な時刻はダメ!人間は起きてから14〜16時間後に眠くなるので、8時までには起きる生活パターンをつくってくださいね。
起きても布団の中でゴロゴロしているのはNG! 体を起こして動かないと、体が「起きた」と認識してくれません。
朝食を必ず食べる
ごはんを食べると体が温かくなりますよね。
朝ごはんを食べると血行がよくなり、脳や体が活動する準備を始めます。
なので、朝ごはんを抜いてしまうと、体や脳にエンジンがかかっていない状態に‥。そのままお昼まで過ごしてしまうと、体内時計がくるってしまって、夜の睡眠に影響してしまいます。
朝ごはんは必ず食べるようにしてくださいね。
日中に脳と体をよくつかう
頭をつかったり、運動をした日って、夜眠くなりますよね。
眠たくなるためには、体や脳を適度に疲れさせることが必要です。
なので、日中によく脳や体をつかって活動しておくといいですよ。
だけど、脳や体を疲れさせすぎると、ストレスがたまってしまって、逆に眠りにくくなってしまいます。
- 「運動」→ ヨガやウォーキング
- 「脳をつかう」→ 読書、計算
など、ゆっくりしながらできるものがオススメです♪
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寝る1〜2時間前にリラックスする時間をつくる
ストレスがたまっていると、睡眠の質がおちてしまいます。なので、日中にたまったストレスを寝る前に解消してあげることが大切です。
ストレスを解消するためには、リラックスする時間を意識的につくろう!
- 自分の気持ちを言葉や文章で表現する
- 頭をつかって集中する
- 軽い運動をする
- ゆっくりお風呂に入る
これらを、寝る1〜2時間前にすると効果アリです。
寝る直前にしてしまうと、神経が興奮して眠りにくくなるので気をつけてくださいね。
※くわしくはこちらの記事をどうぞ(^ ^)↓↓
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まとめ
睡眠には妊活にいいことがたくさん!
- 女性ホルモンの分泌を整える
- 血流をよくする
- ストレスを解消する
- 卵子の老化を防ぐ
この4つのメリットをしっかり得るためにも、しっかりと睡眠をとろう(^ ^)
だけど、大切なのは睡眠時間よりも睡眠の質!ぐっすりと眠るためには、生活パターンに注意です。
いい睡眠で、妊活力をアップしよう\(^^)/
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