【執筆者】:Amita
骨盤が歪んでいると不妊になる‥。
こんなウワサを耳にしたことはありませんか?
妊活中だと、
「骨盤が歪んでいるとどんな悪影響があるのかな‥」
「自分の骨盤は歪んでたりしないかなぁ‥」
って不安になりますよね。
結論からいうと、骨盤の歪みは不妊の原因の1つ!
卵巣や子宮は骨盤の内側にあるので、骨盤の歪みの影響をダイレクトに受けてしまうんです( ; ; )
なのに、自分が骨盤が歪んでいることに気づいていない人は多い!
知らない間に不妊に‥なんて怖いですよね…。だから、妊活中の女性は、自分の骨盤が歪んでいるかどうかをチェックすることが大切!
じつは、骨盤の歪みって自分で簡単にチェックすることができるんですよ( ^ω^ )
そこで今回は、骨盤の歪みのチェック法と、骨盤の歪みが妊活中の体に与える影響について、くわしくお話ししていきたいと思います(^ ^)
あなたは大丈夫?骨盤の歪みチェック法!
妊活をするなら、自分の骨盤が正しい位置にあるのかを一度はチェックしてみることをオススメします。
自分でできる簡単なチェック方法をご紹介しますので、ぜひやってみてくださいね(^ ^)
両足の開きチェック
手順
- 壁に背中をぴったりとつけ、足を伸ばして座る
- 足の力を抜いてリラックス
- 両足のつま先の開いた角度をチェック
※骨盤が正しい位置にある場合は、両足とも同じ角度の開き具合になります。
少しの違いなら問題ありませんが、どちらかが開きすぎたり、閉じすぎたりしている場合は要注意!そちら側の骨盤が歪んでいる可能性があります。
参考動画
足踏みチェック
手順
- 床に目印をつけ、その上に立つ
- 目を閉じて、その場で50回足踏みをする
- 目を開けて、最初の位置からどのくらい動いたかチェックする
- 右にズレている→右側の骨盤が歪んでいる
- 左にズレている→左側の骨盤が歪んでいる
- 前にズレている→骨盤が前側に歪んでいる
- 後ろにズレている→骨盤が後ろ側に歪んでいる
※たとえば、右前にズレていた場合は、右側の骨盤が前側にズレている可能性があります。
参考動画
骨盤の歪みを自力で強制するストレッチ
骨盤の歪みを自宅で矯正する簡単なストレッチ方法も載せておきますね。
参考動画
骨盤の歪みが不妊の原因に!?どんな関係があるの?
骨盤の歪みと不妊には、どんな関係があるのか気になりますよね。
骨盤の歪みが妊活中の体に与える悪影響は、次の4つ!
- 子宮内膜の一部が薄くなる
- 血流が悪くなる
- 精子が通りにくくなる
- 自律神経が乱れる
これらの影響が原因で、最悪の場合、不妊になってしまう可能性があります( ; ; )
それでは、1つずつ説明していきますね。
子宮内膜の一部が薄くなる
子宮は骨盤の内側で靭帯(じんたい)によって正しい位置に固定されています。だけど骨盤が歪むと、靭帯の位置も歪んでしまい、子宮が左右のどちらかに引っ張られてしまうんです。
そのため、引っ張られて伸びてしまっている部分の「子宮内膜」が薄くなってしまいます。
一部分の子宮内膜が薄いと、着床しにくいだけじゃなく、流産もしやすくなってしまう可能性があります。
血流が悪くなる
骨盤が歪んでいると、体のバランスが悪くなってしまいます。
そのため、血の流れを妨げてしまい、血流が悪くなってしまうんです。
血流が悪くなると、子宮や卵巣に十分な血を送ることができなくなり、最悪の場合、「排卵障害」や「着床障害」を引き起こす可能性があります( ; ; )
精子が通りにくくなる
妊娠するためには、精子が卵子と出会わなければいけないですよね。
だけど、骨盤が歪んでいると、精子の通り道も歪んでしまうことがあります。
そうすると、精子が通りにくくなってしまい、卵子までたどり着くことが難しくなる可能性があるので、妊娠しにくくなってしまいます。
自律神経が乱れる
骨盤は体の中心にあり、上半身を支え、下半身を動かしています。なので、骨盤が歪むと、肩こり・腰痛・関節痛・便秘など、体全体に不調が出てしまいます。
体の不調って、ストレスになりますよね。
ストレスを感じると、ホルモンバランスを司っている「自律神経」が乱れてしまいます。
「自律神経の乱れ=ホルモンバランスの乱れ」なので、必要な女性ホルモンを出せなくなってしまい、最悪の場合、生理不順や排卵障害を引き起こしてしまう可能性があります。
「骨盤が歪む」というのは、骨盤の骨のつなぎ目がズレて左右非対称になってしまったり、前後に傾いてしまったり、骨盤が開いてしまうこと。
※子宮や卵巣は骨盤の内側にあるので、骨盤の歪みの影響をダイレクトに受けてしまいます!
骨盤が歪む原因は生活習慣!10のNG習慣を見直そう!
骨盤が歪んでしまう主な原因は生活習慣。日常生活のなにげない習慣のせいで、気づかないうちに少しずつ歪んでいってしまっているんです。
妊活をするなら、まずは骨盤を歪ませてしまう原因を取り除くことが大切です!歪みの原因になる10のNG習慣について説明しますので、気をつけてみてくださいね。
脚をよく組む
足を組むこと自体は、それほど悪いことではありません。
NGなのは、いつも同じ足を上にして足を組むこと!
脚を組みたい場合は、上になる脚を交互にするように気をつけてくださいね。
立っているときに片足に重心をかける
立っているときに片足のみに重心をかけると、重心をかけたほうの骨盤に負担がかかり、歪む原因になってしまいます。
できるだけ両足に重心をかけて立つようにしてくださいね。
バッグを片側だけにかける
バッグや荷物などを片方の肩にだけかけてしまうと、重心がズレて骨盤が歪む原因になってしまいます。
両肩にかかる重さがバランスよくなるように荷物を持ってくださいね。
あまり動かない
骨盤は筋力不足でもゆがんでしまいます。
激しい運動をする必要はありませんが、骨盤の筋肉を使うために、意識的に歩いたりストレッチするといいですよ。
歩く姿勢が悪い
背筋が曲がったまま歩くなど、歩く姿勢が悪いと、骨盤が歪む原因になってしまいます。
歩くときは、背筋を伸ばしてまっすぐ先を見ながら歩くように気をつけてくださいね。
座る姿勢が悪い
頬杖をついたり、背もたれにもたれて座ったりしていると、骨盤が歪む原因になってしまいます。
イスには浅く腰かけ、背筋を伸ばして座るようにしてくださいね。
同じ姿勢で長時間過ごしている
デスクワークだと、長時間同じ姿勢で過ごすこともありますよね。
だけど、同じ姿勢で過ごしていると、骨盤に負担がかかってしまいます。
たまに休憩をとって、軽くストレッチをするなどして、骨盤を動かしてあげるといいですよ。
うつ伏せで寝る
うつ伏せで寝ると、首を右か左に向けないていけなくなりますよね。
体はまっすぐなのに、首だけ左右を向いているのは、骨盤が歪む原因になってしまいます。なので、うつ伏せ以外の寝方で寝るように気をつけてくださいね。
また、仰向けで寝た次の日は右向きで寝るというように、毎日寝方を変えると骨盤が歪みにくいですよ。
ヒールの高いくつをよく履く
女性はヒールのあるくつを履く機会が多いですよね。だけど、ヒールのあるくつは骨盤を歪ませる原因になってしまいます。
絶対に履くなというわけではありませんが、履く時間や頻度を減らせば、骨盤が歪むのを防ぐことができますよ。とくに、長時間履く場合は骨盤に負担がかかりやすいので、できるだけ平らに近いくつを履くことをオススメします。
スマホの長時間使用
スマホを使ってるときって、画面に集中しますよね。
長時間使用しているうちに、気づいたら前のめりになって背中が丸まっていた‥。こんなことって、よくありますよね^^;
なので、スマホの長時間の使用は控えることをオススメします。
また、スマホを使うときは姿勢に気をつけるようにしてくださいね。歩きスマホも猫背の原因になりますので、要注意です!
まとめ
子宮や卵巣は骨盤の内側にあるので、骨盤の歪みをダイレクトに受けてしまいます。
- 子宮内膜の一部が薄くなる
- 血流が悪くなる
- 精子が通りにくくなる
- 自律神経が乱れる
どれも妊活にとって、かなり悪影響です( ; ; )
なので、妊活をするなら、自分の骨盤が歪んでいるかどうかをチェックしよう!
- 両足の開きチェック
- 足踏みチェック
この2つの方法を試してみてくださいね(^ ^)
また、生活習慣にも注意です。日常生活の中のクセをなおせば、骨盤の歪みを防ぐことができますよ。
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